➤【お知らせ】2025年 夏の電子顕微鏡解析技術フォーラム

2025年 夏の電子顕微鏡解析技術フォーラムのお知らせ

公益社団法人 日本顕微鏡学会・電子顕微鏡解析技術分科会

責任者   和田 充弘

実行委員長 遠藤 徳明

日本顕微鏡学会・電子顕微鏡解析技術分科会では、機能性材料や電子デバイスの評価に関する身近な疑問をざっくばらんに話し合う場として、「電子顕微鏡解析技術フォーラム」の開催を企画しています。

今回のフォーラムでは「その場観察」を取り上げ、
『~「その場限り」という勿れ、その場計測-ミクロとマクロの接点-~』
テーマに、電子顕微鏡や放射光を用いた最新の研究事例を紹介しながら、「その場計測」がもたらす多様な知見とその可能性に迫ります。また、このフォーラムの特色である“ざっくばらんトーク”では、参加者の皆様が抱えている課題や疑問を発表していただき、それをもとに今後のご研究に役立つ議論を行います。加えて、日頃のご研究成果や解析事例をご発表いただける方も募集いたします。

「その場観察」に携わっている皆様、これから取り組んでみたいとお考えの皆様、ぜひ奮ってご参加ください!

1. 主 催:公益社団法人 日本顕微鏡学会・電子顕微鏡解析技術分科会

2. 日 時:2025717日(木)〜718日(金) 合宿形式

3. 会場:時之栖(静岡県御殿場市神山719)※三島、御殿場、裾野駅よりシャトルバスあり

4. 参加費:25,000円(日本顕微鏡学会個人・法人・学生)、26,000円(協賛会員)、30,000円(学会会員外)

             ※1泊2日、夕食(焼肉)、朝食、昼食付きです。参加費は会員区分に
      依らず課税対象(10%税込)となります。

             ※3~4名の相部屋となります。

<協賛学会員> 医学生物学電子顕微鏡学会、応用物理学会、軽金属学会、日本バイオイメージング学会、日本化学会、日本解剖学会、日本金属学会、日本結晶学会、日本工学会、日本細胞生物学会、日本材料科学会、日本組織細胞化学会、日本鉄鋼協会、日本表面科学会、日本病理学会、日本物理学会、日本分析化学会、日本臨床分子形態学会

5. 定 員: 50名

6. 申し込み期間:2025年6月16日(月)~7月2日(水)(定員になり次第締め切ります)

7. 申し込み方法:6月16日に電子顕微鏡解析技術フォーラムHP上にてお申込みフォームのURLを公開いたします。サイトにアクセスして頂き、必要事項をご記入の上、お申込みください。

HP: 顕微鏡学会 電子顕微鏡解析技術分科会 (https://jsm-at.sakura.ne.jp/db/)   

注意事項)  7月12日(土)以降のキャンセルについては、お支払い頂いた参加費の返金は致しません。代理の方のご参加をご検討ください。

お問い合わせ先(事務局):

日鉄テクノロジー(株) 水尾 有里 e-mail: mizuo.yuri.8dg@nstec.nipponsteel.com

電話: 0439-80-2866 Fax: 0439-80-2733

8. ざっくばらんトーク

今回は「その場観察」をテーマに絞り、皆様からの疑問やご質問を募集いたします。実際の観察技法やデータ解析方法に関する疑問点から、最新技術に関するご質問まで、ぜひお気軽にお寄せください。

9. 一般講演 募集

  解析事例の紹介 今回のテーマと関係なく、2件募集いたします。(発表時間:1件 20分(質疑応答含む))

10. 主な内容 ※敬称略  

チュートリアル

・高加速STEM/SEMによるガス導入加熱時のその場観察 (in situ)       松本 弘昭
(日立ハイテク)

トピックス

・走査/透過電子顕微鏡を用いた全個体電池反応のオペランド観察  山本 和生(JFCC)

・放射光を利用した蓄電池合剤電極内の充放電反応の3次元オペランド化学イメージング 木村 勇太(東北大学)

・オペランドTEMによるリチウムイオン電池正極材料の相変化観察    大島 義文
(北陸先端科学技術大学院大学)

・ガス環境下における材料強度学的その場観察・計測実験   高橋 可昌
(関西大学)

・深層学習支援HVEM-QMS-GCガス反応オペランド解析システムの紹介              
武藤 俊介(名古屋大学)

・加熱その場TEM法を用いた固相エピタキシャル成長過程の解析        手面 学(キオクシア)

電子顕微鏡解析技術分科会責任者 :和田 充弘(三井金属)  
実行委員長 :遠藤 徳明(日本電子)

フォーラム実行委員:石丸 雅大(サーモフィッシャーサイエンティフィック)、乾 光隆(セイコーエプソン)、川元 寛章(日立ハイテク)、木村 耕輔(東レリサーチセンター)、工藤 修一(キオクシア)、志摩 会実佳(東芝ナノアナリシス)、高橋 知里(産総研)、丸山 秀夫(カネカテクノリサーチ)、水尾 有里(日鉄テクノロジー)、宮澤 知孝(追手門学院大学)、武藤 俊介(名古屋大学)、村上 和歌子(リコー)、森 貴仁(ローム)、吉田 誠(旭化成)

「ざっくばらんトーク」質問募集のご案内

「ざっくばらんトーク」では、日頃の疑問やお悩み、ちょっとした工夫や要望などを参加者の皆様で共有・討議し、相互理解と知見の向上を目指します。タイトルのとおり、所属の垣根を越えて、ざっくばらんにご質問・ご意見・アドバイスのやり取りができるオープンなセッションです。

【今回のテーマ】

「その場観察」

今回は「その場観察」をテーマに取り上げます。

以下のような内容について、皆様からのご質問やご意見を広く募集いたします。

・試料作製に関する疑問や課題

・その場観察専用ホルダーについて

・装置の原理や測定テクニック

・ソフトウェアやハードウェアに対する要望

・その他として関連する話題全般

どんなに基礎的な内容でも構いませんので、ぜひお気軽にご投稿ください。

【質問方法】

1.事前質問(推奨)

 ご質問は以下のいずれかの方法で事務局までお寄せください。

– お申込書の該当欄に記入

– 受付確認メールへの返信

 ※質問内容は2~3行程度にまとめてください。可能であれば電子顕微鏡写真などの参考資料を添付ください。

2.スライドのご準備(任意)

簡単なご説明用スライド(PowerPoint形式、5ページ以内)をご用意いただき、事前に事務局までご送付いただくか、

当日ご持参ください。

機密上資料の開示が難しい場合は、資料なしでも構いません。

3.当日のご発言

 もちろん、当日その場で思いついたご質問・ご意見のご発言も歓迎いたします。

 積極的なご参加をお待ちしております。

【解析事例紹介も歓迎】

ご質問に加え、簡単な解析事例のご紹介(ご研究内容の概要など)も歓迎いたします。

特に初参加の方は、ぜひご紹介をお願いいたします。

【ご留意事項】

・「ざっくばらんトーク」は通常の研究発表とは異なり、内容は予稿集などに残りません。気軽にご参加いただける

セッションです。

・差し支えのない範囲で、電子顕微鏡画像などの具体的なデータをご準備ください。

・データ持ち出しにあたり社内承認が必要な場合は、事前のご確認・ご準備をお願いいたします。

・ご提供いただいた内容は、事前にご講演の先生方および参加者に配布される場合があります

(質問者の氏名は非公開)。

・ご講演の先生方には、ご質問へのご回答をお願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。

【事前質問の締め切り】

2025年 7月2日(水) ※できるだけお早めのご提出にご協力をお願いいたします。


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